google-site-verification=Lhgtoo8tKZJgAkGAy-bsrfJdYfEk8faUTAui9B9DpnA 第15話 秘密公開調教クラブ1 奴隷 恵理  - 凌辱という果実~M女の居場所~Domestic love

第15話 秘密公開調教クラブ1 奴隷 恵理 



サキ「恵理、今日は貴女の晴れ舞台よ。この日を待っていたわ」


恵理「緊張します。女王様」


恵理「私の恥ずかしい姿、皆さん悦んでくださるかしら」


サキ「私の可愛い恵理、この首輪をつけなさい。行くわよ」


サキ「今日はこれを被るのよ」

 

手渡されたのは顔全体を覆う黒いマスクであった。

おそらく鼻がはまる場所と、口は開いていて、でも目を出す場所がない。

 

恵理「女王様の顔が見えないわ」


サキ「声と鞭の音で私のことがわかる。不安になったら私の感触を与える。」


恵理「はい、有難うございます。」

 

 

今の恵理は下着もつけず丸裸になることではありのままの自分になれた。

陰毛はあの時、サキの家に行ったときから3回目の調教で脱毛された。

そして首輪をつけられることで、自分がだれかに所有されている安心感だけでなく、

自分に与えられた役割があるという自己肯定感が得られた。

 

恵理はすっかり牝犬として飼いならされていた。

それは女王にしか見せられない身体であり、女王の所有物とであった。

 

なされるがまま、女王から与えられる全てを受け入れるようになった恵理。

恵理は自分の意思決定権を女王に譲渡した。

 

           恵理は知らない、


今日このステージは自分が男たちを満足させる牝犬へ変わっていくための

飼育場所であることを。

 

 

 牝犬恵理は飼い主に連れられ舞台まで四つ足で這ってきた。

 

拍手が沸き起こる。

 

昔でいう公開処刑。今でも食用牛の競売が思い浮かぶ

 

見世物となるものたちの心境はきっと今の自分のような気持ちだろう。

 


顔全体を覆面で隠されている恵理には自分を取り巻く様子がまったく見えない。

それだけに想像力が掻き立てられる。

 

 

どんな人たちが、何人いて、どんな視線が送られているのか。

 

きっと沢山いる。自分を取り囲むかのように、しかも近い。

 


恵理の心境は恐怖へと進んでいく。

 


拍手をする手が鳴りやんだ時、その手が一斉に自分へ飛び掛かってくるのではという不安とともに。

 

 

 

 

観客たちの数だけ、性欲の果てのような姿を目撃し、

 

その人数分の欲望が牝犬恵理に注がれた。

 

今日このステージに現れた女は覆面で顔を覆われていた

 


結婚式の花嫁が白いベールなのに対して、女王に連れられる牝犬は黒い覆面であった。

 

 

観客たちからすれば顔が隠されている分、首から下の肉体がくっきりと目立った。

 

全ての観客は恵理の裸体に視線を注いだ。

 

覆面からは口だけがくっきり露出されている。

 

恵理の薄い口紅の唇が、性欲を掻き立てる肉体とは対照に控えめな女を想像させた。

 

 

 

 

顔が隠された女に対して、見る者は自分の願望を押し付ける。

 

 

こんな女性がマゾだったら。

 自分だけに理不尽な女上司か、

 箱入りのお嬢様か、

 想い寄せている同僚か

 

自分にとって普段接している女性を投影することが多い。

 

見下ろすような、軽蔑がまざったような視線を送っていた。

 

牝犬は紅い首輪に鎖でつながれ、四本足で床を這っている。

 

顔は唇だけが見え、むき出しの裸体が強調される。

 

 

 

 

今日のステージは観客たちにとっても特別なイベントだ。

 

あつまった観客たちのなかから、特別に4人選ばれ、

 

本日主演のM女を触れるのだ。

 

 

応募が殺到し、抽選で4人が選ばれた。

 

そしてその中から一人だけに、M女とのからみが与えられる。

 

最後の一人はM女が選ぶ。そして、からみの途中でM女が拒否すればそれで終了だ。

 

 

選ばれなかった観客たちは、一瞬失望を覚えたが、筋書きが予測されるこの公開調教に期待を寄せた。

 

 

残念ながら、主演女優の恵理にはなにも知らされていない。

 

 

 

 

澤村大輔はいままでSMに興味がなかった。


澤村大輔は毎日をつつがなく過ごす大学の教員である。

 


大学で学生たちが、たまたまSMの話題が耳に入ってきたとしても、

学生たちと性的な話題で盛り上がるのはあとあと面倒になるので

そういうときはいつも聞こえないふりをしていた。

 

女子大生とはいえ、まだ若いからいろんなことに興味をもつことは理解した。たしかに、人は性格上、Sっぽい人、Mっぽい人に分けようと思えば分けられるし、人の性向が話題になるのは問題ない。仕事や教育でもそんな性向にわけて仕事をお願いしたり、教えたりする。

 

 

実際、いくら話題にあがるようになったからといって、イメージが暗く、痛そうでしかない。

自分と一緒で実際にSMをする人なんているのだろうかと思っていた。

 

しかし、インターネットの普及によってちょっとした気の迷いも

アナザーワールドへ導いてしまう。

平凡な澤村大輔は例外なく、SMのサイトを検索していた。

そして、目にしたのがサキのサイトである。

ボンデージ姿の女王が鋭い目つきでこちらをにらみ、足元に女性を踏みつけている。

 


学生のうち、女子の占める割合は確かに多いが、サキのような雰囲気の女性は100人いたら1人か2人くらいだろう。

むしろ、踏みつけられている側の女性の方が、当てはまる人が多いのでは。

だが、さすがに一人一人の性向まで知る由もないが、それ以上自分の生徒のプライベートについて追及することは自分の職業倫理が許さなかった。

 

 

       そうはいっても男である。興味が沸いてきてしまうのであった。





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