google-site-verification=Lhgtoo8tKZJgAkGAy-bsrfJdYfEk8faUTAui9B9DpnA 第18話 秘密公開調教クラブ1 奴隷 恵理  - 凌辱という果実~M女の居場所~Domestic love

第18話 秘密公開調教クラブ1 奴隷 恵理 


二人の後ろにはさりげなくマットレスが用意されていた。サキは澤村にお好きにどうぞというようにサインを送った。澤村は恵理を自分の好きなようにマットレスへ誘った。

恵理はなされるがままマットレスへ連れていかれるのを感じた

 

 

観客たちの目の前で、二人だけの時間が過ぎていく。

 

 

恵理は視界を遮られたまま澤村の唇を全身で受け止め、感じた。脇、股、指間、首元、隠れた体のパーツ全てが開放され、澤村に捧げられた。脚は突っ張り、背筋はエビ反りとなり、身体全てが澤村に反応した。恵理の身体の中は澤村を迎え入れる準備が出来上がってきた。

 

 

澤村にとっては、女を抱くことは1年ぶりである。

恵理の身体が女の身体として、牝として、仕上がってきてもわからない。

なにせ彼はマイペースな性格の持ち主である。

 

 

恵理は澤村にその手で顔を撫でられた。

覆面で隠されたその顔を、頬を澤村の親指に優しく触れられた。

恵理には覆面に隠された自分の顔が探されているように思えた。

 

 

恵理は澤村の次の一言で確信した。

 

澤村「貴女の顔がみたい」

恵理「・・・・」 

 

 

・・・私、求められている・・・


性的な見世物として覚悟して壇上したステージ

予想外の展開に戸惑い、恵理は混乱した。

 


恵理は覆面の上から自分を触っている澤村の手の甲を自分の両手で握りしめた。

 

 

観客には、男が覆面の女の素顔を求め、女の方は素顔になることをためらっているかのように映る。

 

 

 「覆面とってみろよ」


 「ここまできたらもう隠さなくていいさ」


 「お顔見せてぇ~」


 「剥いじまえよ」


 「早く先にすすみなさい」


 「このままじゃ、つまんねぇよ」


 「素顔でキスして見せてぇ」

 

 

  観客の罵声がとまらない。


男女のラブシーンを生で見られることなんて滅多にない

エスカレートし、手を付けられないのがこんなときだ。

観客にしてみれば何事も起こらずにショーが終わってしまうのは許せない。

 

 

しかし、この牝犬が覆面を剥がされたときの絶望は誰にも予測できなかった

まして当事者の二人には、何も。

 

 

 

騒ぎ立てる観客を見かねたサキは恵理に近づいた。


サキ「恵理、今からお前の覆面を剥す」


恵理「え、・・・・、そんな、・・・はい (是非、私を見てください)。」


恵理はそっとうなだれるようにうなずいた

 

恵理はサキの命令にはどんなときも逆らえない。


サキは澤村に覆面を剥がすように促した。

 

 

澤村は観客たちの視線を浴びながら、恵理の覆面を剥いでいった。

徐々に恵理の素顔が晒される。

 

息を飲む聴衆、

 

愛を分かち合った初対面の二人が姿を見せるこの瞬間


黒いベールが剥がれていく・・・・

 

その期待が、不思議と抑えられ、自分の記憶をたどる

 

そして二人はどんな調教よりも恐ろしい現実に引き戻される

 

 

恵理「え、うそ、澤村先生? なんでここにいるの?」

(自ら肉棒をくわえたその相手に対して言っている)

澤村「そういう君こそ、宮田君じゃないか、宮田恵理だろ?」

(鼻息荒く、陰核を舌で味わってしまったその相手に対して言っている)

 

二人は同じ大学の教職員と学生である。

 

澤村にとって恵理は自分のゼミの学生。

顔もある程度の性格もよく知っている。

特別仲良かったわけでもなければ、成績が悪くて目立ったわけでもない。

 

恵理にしてみれば、真面目に学生生活を送っている反面、自分を解放できる場所をみつけられたのだ。(恵理はサキに調教されている間も授業には必ず出席していた。)

 

 

観客には何が起こっているのかはわからない。

しかし、これまで凌辱を受け、愛撫を施された謎の女性の素顔を見て惜しみない拍手を送った。みんな恵理のことを気に入ったようである。

 

 

 

しかし、突然現実にもどってしまった二人は別の世界にいる。

 

恵理は凍り付いた。実際にはそれほど長くないが、何時間も時間がとまっているように思えた。

時間がとまったまま、自分だけこの場から立ち去りたい。

でも私生活でここにいたことを証明する人間が目の前にいる。恩師が。

 

だれにでも一度くらいはある。「自分はもうおしまいだ」と思う瞬間。

 

恵理「私ここでなにしちゃっているのだろう」


恵理「私、退学だわ」


恵理「就職できない」


恵理「いままでお父さん、お母さん一生懸命に育ててくれたのに」


恵理「私、なんていけない娘なの」


恵理「お父さん、お母さんごめんなさい。ふぇ~ん、ぇん、ぇん」

 

 

一方の澤村は恵理以上に固まっていた。氷に閉じ込められたはく製のようである。

 

澤村「俺、クビだ」


澤村「セクハラで訴えられる」


澤村「アカハラかな」


澤村「教え子になんてことを」


澤村「大学にいられない」


澤村「マスコミ呼んで学部長と謝罪会見するのかなぁ~」



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