google-site-verification=Lhgtoo8tKZJgAkGAy-bsrfJdYfEk8faUTAui9B9DpnA 第19話 秘密公開調教クラブ1 奴隷 恵理  - 凌辱という果実~M女の居場所~Domestic love

第19話 秘密公開調教クラブ1 奴隷 恵理 

 

特集「大学教諭、SMクラブでゼミの学生と淫行」

 

  もし、雑誌にこんな記事が出たらどうしようもない

  

           明らかに澤村の方が立場は弱い

 

女性比率の多い大学で教鞭をとる澤村は、自分の専門以外は不器用だ。

特に1年も空白期間のある女性関係は門外漢。

 

 

 

しかし、ここは男澤村。人生の年配者であり、教育者である。

 

自分の裸をさらして、大勢に取り囲まれている状況可であっても、

自分の学生に何かしてやらなければならないと思った。

 

澤村「・・・・・」

 

澤村は奥手だった。どんな言葉がいいのか全くわからない。

 

こんなとき言葉はいらないはず、そう信じて、澤村は恵理の髪に手を当て、優しくなでた。

そして肩を引き寄せた。

 

澤村は一瞬拒絶されるのではと心配したが、杞憂であった。

恵理はさんざん愛撫され、気力も体力も限界だった。素直に澤村の腕の中に堕ちた。

そしてまだ泣き崩れている。

 

 

観客には、恵理のことは、素顔をみられたショックで泣き崩れているくらいにしか想像していなかった。

そう思っていてくれればそれでよかった。

 

 

万事休す。二人にとってこの場で最悪の展開は切り抜けられそうだ。

と、澤村は思った。

 

しかし、それほど簡単ではない、一向に泣き止みそうもない恵理、この次とるべき行動が思いつかない。

 

 

 

もう一人いる。この展開をコントロールできる人間が。

 

サキだ。女王サキ。

 

恵理と澤村の愛の交わりは女王の管理下で行われていたのだ。

 

サキは悪い女である。数多くの女たちをSMの淵に堕としてきた。

 

真面目に生活する一般の女性たちの心の闇に入り込み、その恥を男たちに披露してきた。

 

恵理の恥の証明はサキの自宅に既にコレクションとして飾られている。

 

 

しかし、逆に言えば、人に対する洞察力がある。人を見る目があるのだ。

 

 

サキがこの二人が知り合いで逢ったことはすぐに理解できた。

 

最初のサキが恵理に接していた時の態度を覚えているだろうか

 

サキは悪い女ではある。しかし、公平な大人である。

 

スタッフに対して良き上司であり、若い女性に対して憧れの姉である。

 

ただ気に入った女性を次々と自分のコレクションに仕立て上げているだけである。

 

 

サキはこのショーの開催者である。当然、途中で女性が拒絶してしまうようなハプニングは何度か経験済みである。

引き合わせたゲストが知り合い同志だったのは初めてだ。

 

 

人を知り、責任を果たし、人を導く。誰もが尊敬するサディストである。

 

 

サキには何をすべきか判っていた。

 

 

 

泣くことしかできない恵理とオタオタした澤村はやっと恵理を抱くべきだと気が付いて、

 

そして、まさにその時、澤村の前にはサキが毅然と立ちはだかった。

 

 

澤村はふと我に返り、目の前に立ちはだかるサキを見上げた。

照明がまぶしくてはっきりと顔は見えないが、サキの頭に後光がさしているようだった。

 

あっけにとられた澤村はうなだれる恵理を起こして後光がさすサキを示した。

 

恵理「あぁ、女王様」

澤村「女王様? ああ、やっぱりそうなのか、宮田お前ってやつは」

澤村は一生懸命そだててきた学生が、このようなところで道を外しているなんて

嘘であってほしかった。しかし、教師と教え子、すでに澤村と恵理は禁断の二人だ。

 

 

サキ「二人とも良く聞きなさい、あなたたちは禁断の果実を知ってしまったのです。

あなたたちはもう綺麗な人間ではいられないわ、汚い部分を背負いながら生きていきなさい」



 

澤村にはサキが女神に見えた。

この混乱の状況をその存在感一つで鎮めてしまうような頼もしさ。



 

~ついていきたい~(澤村)

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それは「感情」
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人に感情を与ええたいSも
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