2019/10/10
第21話 秘密公開調教クラブ1 奴隷 恵理
牝犬として登場し、残酷な5P、屈辱の素顔暴露、
かずかずの凌辱を乗り越え、人の愛を勝ち取った牝犬恵理
観客達は今日のこのショーに感動せずにはいられなかった。
惜しみなく拍手が二人に注がれた、女王サキにも
そして、二人は舞台裏まで運ばれていく、意識は遠のいていく
「お疲れ様~」
「おかえりなさい!」
「よかったよ」
「綺麗だったわ」
「感動したわよ」
「立派なM女になったわね」
「澤村さん、でしたよね。お疲れ様でした。」
「有難うございました」
沢山のねぎらいの言葉が返ってくる。でも二人には誰が何をいっているのかわからない。
中には由紀もいた。感動のあまり涙を流している。
サキ「しばらく、そっとしておいてあげましょう」
由紀「ねえサキ、この二人知り合いなの?」
サキ「まぁ、そうみたいね」
由紀「そういえば、最中なのになんか喋っていたじゃない、仲良さそうね」
由紀「どういう関係なの?」
サキ「それは知らない、知る必要ないわ。仲良くしていればそれでいい」
由紀「いつから、そんなに大人っぽいこというようになったのよ」
サキ「大人ですから」
サキ「あんたのところこそ既婚の彼氏から足洗ったら?」
由紀「サキが私だけのものになったら考えてもいいわ」
サキ「舞台に上がってくれた残りの3人の方からボトル頂いたわ、みんなで空けるわよ」
3か月後
恵理「あれ、電話が鳴っているわ、固定電話からだ、大学からかな」
恵理「もしもし。え、だいちゃん?どうしたのよ、いつもみたいにラインじゃないの?」
澤村「恵理、こんどちゃんと話したいことがあるんだ」
恵理「え、なに、ラインじゃダメなこと?」
澤村「そうだね、恵理、大学で話したいんだ。教官と学生として」
恵理「そう、私、だいちゃんのこと好きよ、愛しているわ、いまのままがずっと続いてほしい」
澤村「俺も恵理みたいな素直な子が彼女でうれしいよ」
恵理「大学が終わって毎日のように貴方の家へ行って、次の日そのまま大学へ行くのが私には幸せ」
澤村「最近、サキさんのところへは行かないの?」
恵理「たまに行くぐらい、サキさんとこ。」
澤村「女王様とは言わないんだ?もう」
恵理「会っているときは言うわ、私の女王様ですもの。でも、切り離して考えないと」
澤村「そう、大人になったね、恵理」
恵理「うふっ」
澤村「じゃあ、今度、大学でお話するから」
~大学にて、その日~
澤村「どうぞ、入って」
恵理「失礼します」
澤村「二人きりであうけど、この部屋は外から見えるし、だけど声は漏れない、あと録音はしないから、貴女も録音しないで聞いてね」
恵理「え? はい、」
澤村「宮田さん、 来年度から僕はあなたの指導教官になります。就職できるように貴方に助言します。」
恵理「ほんと、素敵じゃない」
澤村「宮田さん、あなたの将来にかかわることです。」
澤村「私には貴女を立派な社会人として送る義務があります。・・・・・・・」
恵理「だいちゃ、 澤村先生? 本当なの・・・・」
澤村「やっぱり、貴女を他の学生と同じように接していかないといけないと思うんだ。
いまのままでは、お前のことを好きだと思うあまり、適切に評価できないし、立派な社会人に導いてやれない」
恵理「不器用だものね、だいちゃん」
澤村「このまま付き合っていっても、みんなの知れ渡るのは時間の問題だ。どちらかがここにいづらくなるんだよ、教員と学生の恋愛は」
澤村「一方的かもしれないけど、俺には一人の大切な若者を立派に育てることができる。つらいけど、でもその方がこの先の人生できっとよかったと思える。お前にとって恩師らしいことをしたいんだ」
恵理「一方的よ、でもみんなの先生なのに私が独り占めして友達に悪いと思っていた。」
恵理「だいちゃん、澤村先生」「卒業まで先生の傍にいられるんですよね、私」
澤村「そうさ、でも恋人関係ではなくなる。こんな別れ話ですまない」
恵理「澤村先生の恋人じゃなくなるんだ、私」
澤村「でもお前と付き合った思い出は一生の宝なんだ」
恵理「だいゃん、私もよ。 夢のような毎日だったわ、元の教師と学生の関係に戻っても先生の顔をみていられるなら幸せ。」
恵理「だいちゃん・・・、 貴方も辛いの? 目に涙が浮かんでいるわ」
恵理「だいちゃん、 抱きしめてあげる」
澤村「恵理っ、ぐっ、うん」
恵理「だいちゃん」
おしまい
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